結婚式や披露宴に参加する招待客はふたりをお祝いするために盛装し、ご祝儀も包んで参列してくれます。その気持ちに対して感謝を表す意味でも、招待客をもてなすお料理や引き出物の予算を削るのはよい節約とは言えないものです。予算オーバーの場合は、衣装やブーケ等できるだけ自分たちにかかわるお金を無理のない範囲で節約するのがベストになります。実際に結婚式や披露宴の費用の節約に関して、全く何も気にしてないといえるカップルは全体の2割程度で、かなり節約した人から無理のない範囲の節約を行った人が大半です。
節約した部分はペーパーアイテムが最も多くなっていて、具体的に行った節約術とは、ドレスを1着のみにしてヘアやアクセサリー、ブーケをチェンジするだけのお色直しにしたり、ドレス小物は高くつくので、ネットオークションを利用して好きなものをそろえたりする人も多くなっています。ほかにも、ペーパーアイテムやドラジェ、リングピローなどをすべて手作りにしたり、ウェルカムボードは再利用できる赤のハート形クッションに手を加えたものなど、そうした手作り感のあふれるものも招待客にはうけがいいものです。また、フラワーシャワーの代わりにキャラクターの型にきりとったペーパーシャワーにしたり、季節的に不人気になりやすいシーズンを選んで結婚式を安いパックプランで行ったり、百貨店のブライダル会員などを有効に活用して、引き出物や内祝い、ドレスなどを10から20パーセント程度割引してもらうなど、質はそのままに節約するすべも使われています。